プロジェクトについて
指定プロジェクト制度とは
「オープンイノベーション事業戦略機構指定プロジェクト制度」は、本機構のクリエイティブ・マネージャーが企業とのビジョン共有を通して事業戦略に深く関わるプロジェクトを戦略的に企画・推進し、事業化、社会実装までをサポートし、「組織」対「組織」の大型の産学連携を可能にするプロジェクト推進制度である。
指定プロジェクトへの支援内容
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クリエイティブ・マネージャー専門家集団による下記のハンズオン支援
- 共創活動のプランニング支援
- 契約交渉・締結支援
- 強力な知財コンサルテーション
- 共同研究進捗・成果管理マネジメント
- 事業家支援
- 独自のネットワークを活用したB-U-B型の多様で魅力あるマッチング機会の提供
- 有効なリソース(ヒト・モノ・カネ)支援
ライフサイエンス分野
指定プロジェクトの紹介
医薬品開発プロジェクト
東北大学メディシナルハブと協働し、東北大学と企業が持つ知的財産・技術と互いのケイパビリティを融合し、新規医薬品を中心とする革新的な医療ソリューションを創出する。
糖尿病性腎症プロジェクト
全国の糖尿病患者は、約1,000万人いる。糖尿病の合併症の1つに、糖尿病性腎症がある。
糖尿病性腎症が重症化すると、人工透析が必要となり、新規透析患者の約4割が糖尿病性腎症由来である。
本プロジェクトの目的は、下記の研究成果を社会実装することで、糖尿病性腎症の重症化を予防することにある。
マテリアルサイエンス分野
指定プロジェクトの紹介
電極配線材料イノベーションプロジェクト
シリコンLSIにおいて、ポストムーア時代のボトルネック解消のため次世代・多層配線用の新規配線材料(バリアフリー配線材料)及び新規バリア材料(合金系バリア層材料)を開発し、ポストムーア時代のLSIを実現する。
革新的PREP装置技術プロジェクト
サイバーとフィジカルを融合させた未来のデジタル製造業(CPSAM/金属積層造形技術:CPS for AM)構築に対応するため、粉末製造に最適な革新的金属粉末製造技術および核心部となるその周辺技術に関する研究・開発を行う。
ナノ材料の界面・構造制御
プロセスサイエンスプロジェクト
本プロジェクトでは、ナノ材料の社会実装障壁である、プロセス時の分散・凝集・配列などの構造制御課題を、表面・界面設計により解決する。さらにプロセス-構造-物性・機能相関を解明し、ナノ材料製品の超高速開発基盤を構築する。
複合材料マルチスケールモデリングプロジェクト
繊維強化複合材に特有のマルチスケール性は、設計時に無視することは出来ない。低炭素社会の構築ならびに安心・安全な社会構築に貢献する信頼性の高い繊維強化複合材料を開発するためには、その解析(破壊、変形)、現象解明に加えて、定量的予測手法の確立を行い、設計・保守に役立てる必要がある。
ソフトマター開発ワンストップ
ソリューション創出プロジェクト
ソフトマテリアル研究拠点は、ソフトマテリアルの社会実装の加速・拡大を背景に、計測科学と計算科学の融合により、多くの社会ニーズに応えるワンストップソリューションの提供を目指す体制で活動します。
次世代電動アクスル用素材および
プロセス技術開発プロジェクト
次世代自動車(HEV、EV、FCV)のキーシステムである、次世代電動アクスル用素材、およびプロセス技術を開発し、カーボンニュートラルの実現に向け貢献する。